集合住宅でエコキュートを設置する際には、「スペース」・「工事」・「騒音」の3つのハードルをしっかりクリアする必要があります。
まず確認するべき点は、エコキュートを設置するスペースを確保できるのかどうかです。これまでガス給湯器を利用していたのであれば、必要なスペースがかなり広がります。ガス給湯器は本体ひとつを壁掛けにしておけばいいので、最小のスペースを有効利用できるのですが、エコキュートはそうはいきません。大気を集めて熱を作り出すヒートポンプユニットとお湯を貯めておく貯湯タンクユニットを設置しなければならないからです。
集合住宅用のコンパクトサイズが開発されていますので、室内の設計次第では貯湯タンクだけは室内に設置し、ヒートポンプユニットだけをベランダに設置することも可能です。貯湯タンクもベランダに並べて設置しなければならない場合、手狭なベランダだと厳しいですし、実際に給水した状態だと500kgほどになりますので、その重さに耐えられるベランダの強度かどうかの確認も必要です。ヒートポンプユニットと貯湯タンクユニットの面積がどのくらいになるのかは、後述します製品説明を参考にしてください。
続いて確認しなければならないことは、エコキュートの設置工事についてです。ガス給湯器からの買い換えとなると配管の大規模工事が必要になりますし、仮に電気給湯器から換えるとなってもこれまで給湯専門だった場合はやはり配管工事をしなければなりません。マンションの専用部分は原則リフォーム自由なのですが、エコキュートの設置不可というケースもありますので、管理会社への事前確認は絶対に必要になります。管理会社から許可が下りた場合でも、工事で周囲の住民に迷惑をかけることになりますから、こちらへの事前通知も大切です。
最後の注意点は、エコキュートの低周波騒音問題についてです。これはヒートポンプユニットの送風機(ファン)と、圧縮機(コンプレッサー)から発生するもので、40dBほどの時計の秒針を刻むほどの音量はします。決して大きな音ではないのですが、エコキュートの特性上、深夜の電気料金の安い時間帯に稼働させてお湯を貯めますので、寝静まった頃に音をたてるというところがポイントです。隣人の寝室のすぐ隣に設置するようなことになると、睡眠障害などを引き起こしトラブルに発展してしまいます。実際に訴訟となった例もありますので、隣人の寝室から離れた場所であったり、換気ダクトなどから音が伝わらない場所にヒートポンプユニットを設置することが重要です。自分の寝室の近くに設置してしまうと、今度は自分の睡眠を妨げることになりますから配置はよく考えるべきです。設置してから問題に気づき、また設置場所を変えるとなると余計な料金がかかってしまいますので、一番安全・安心な場所はどこなのか、そこに設置は可能なのか業者とよく話し合っておくことも大切になります。
このように3つのハードルをしっかりクリアできれば集合住宅であってもエコキュートの設置は可能になります。ただしスペースの問題等で機種は限定されてきますので、今回の集合住宅にお勧めできる機種としては、あくまでもコンパクトタイプに絞ってご紹介していきます。もし、設置スペースが確保できるのでしたら、今回ご紹介する機種以外でも貯湯ユニット容量が多く、ご家族でたっぷりのお湯が使えるオススメ機種があります。ご自宅に適した機種が何になるか気になる方は、ご家族構成や用途、実際のスペースを確認することで推奨できる最適なエコキュート選定が可能になりますので、群馬エコキュート交換センターまでご相談ください。
エコキュートのコンパクトタイプだとメーカーとしてはコロナ・三菱電機・パナソニックが有名です。それぞれ集合住宅のニーズを満たすように設計されていますので、70cm×70cmほどの面積があれば貯湯タンクの設置ができます。
貯湯タンクは300Lで2~4人用のサイズで、ヒートポンプユニットまでの距離(連結配管の長さ)がこれまでの最長の25mまで可能になっていますので、室内の奥の空いているスペースに貯湯ユニットを置き、反対側のベランダにヒートポンプユニットを設置するなど自由に配置位置を決めることができます。ヒートポンプユニットは高さ650mm、幅900mm、奥行300mm、貯湯タンクは高さ1770mm、幅600mm、奥行き610mmと奥行きが最も短くなっていますので、狭い場所にも貯湯タンクが置けるようになっています。
エコキュートライトとも呼ばれていて、貯湯タンクは180Lと1~2人用のサイズになります。本体が水漏れして下の階の住民に迷惑をかけることがないよう自動で給水をストップするエマージングストップという機能が搭載されています。ヒートポンプユニットは高さ715mm、幅870mm、奥行301mm(すべて配管カバーまで含める)、貯湯タンクは高さ1830mm、幅430mm、奥行き630mmと横幅が狭いので、貯湯タンクをメーターボックス内に収めることもできます。
貯湯タンクは300Lで2~4人用のサイズで、これまでに比べて300mmの小型化に成功しています(ただし上部には点検スペースを空ける必要があります)。ヒートポンプユニットは高さ672mm、幅867mm、奥行き332mm(すべて吹出グリル部分を含める)、貯湯タンクは高さ1530mm、幅600mm、奥行き680mmと他社製品よりも高さのないスペースに貯湯タンクが設置可能です。
エコキュートを設置する場所を確保できても、騒音対策だけはできる限りのことをしておいた方がいいでしょう。冬になるとお湯の使用量が増えることもあり、夏場よりも冬場の方が音は大きくなるので、1年間を通じて隣人に迷惑をかけないような対策が必要です。設置位置を工夫する他に、ヒートポンプユニットに防音シートを貼るという方法や、防振シートを下に敷くという方法があります。エコキュートの低周波は12.5Hzと人の耳には聞こえないものの、人によってはその低周波で体調を崩す場合があります。音だけではなく、その振動を抑えることは大切になるのです。また、定期的なメンテナンスを怠ると、不具合によって音が大きくなる場合がありますので、専門の業者に依頼するといった定期的なメンテナンスも欠かさずに行うようにしてください。
一戸建てでなければエコキュートは設置できないというわけでは決してありません。マンションなどの集合住宅でもエコキュートの設置は可能です。ただし、いろいろと制限がかかってきますので、設置工事について事前に管理会社に確認することや、設置してからのことを考えた近隣への配慮などが必要になります。この点だけはトラブルに発展しないよう充分に注意してください。そうすれば給湯器使用によるランニングコストを大幅に軽減した暮らしができます。
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